「竜頭蛇尾」とは、
- 初めは勢い良く始まるが、最後は力尽きてしまうこと
を意味する日本の四字熟語です。
この表現は、何事も終わりまで気を抜かずに取り組むべきであるという教訓を持っています。
この記事では、「竜頭蛇尾」の意味、対義語、類義語、使用した例文、英語表現まで詳しく深掘りして紹介します。
この記事で分かること
- 『竜頭蛇尾』の意味、対義語・類義語・例文・英語表現をまとめてご紹介します。
目次
「竜頭蛇尾」ってどういう意味?
「竜頭蛇尾」とは、文字通り「竜の頭と蛇の尾」を意味し、物事が始まりは壮大で華々しいが、最終的には地味で盛り下がる様子を表します。
主にプロジェクトや演説などが強い勢いでスタートしたものの、途中でその勢いが失われてしまうことを指す言葉です。
「竜頭蛇尾」の反対の意味をもつ言葉は?
- 徐々に盛り上がる – 段々と盛り上がりを見せる様子。
- 終始一貫 – 最初から最後までブレないこと。
- 後半強し – 後半になるにつれて力を増すこと。
- 強い終わり – 終盤になるほど強くなること。
- 力強いフィニッシュ – 最後に強い印象を残す終わり方。
- 盛り上がる結末 – クライマックスに向けて盛り上がる展開。
- 強化される終盤 – 時間が経つにつれて強くなる様子。
- 持続的な強さ – ずっと強さを保ち続けること。
- 最後まで力強い – 終わりまでエネルギーが衰えないこと。
- 終始強調 – 始めから終わりまで強調され続けること。
「竜頭蛇尾」と似た意味をもつ言葉は?
- 勢いだけ – 最初だけ勢いがあり、その後は振るわないこと。
- 最初だけ – 最初の印象は良いが、その後が続かないこと。
- 衰える終盤 – 最終的に勢いが失われること。
- 始まりは良いが終わりが悪い – 良いスタートだが悪い結末を迎える。
- 序盤強し – 序盤に強く出るが、後半弱くなること。
「竜頭蛇尾」を使った例文は?
- 彼のプレゼンテーションは竜頭蛇尾だった。初めは興奮して聴いていたが、最後はほとんど影響がなかった。
- この小説は竜頭蛇尾で、読み始めは面白かったが、最後にはがっかりさせられた。
- 企画会議は竜頭蛇尾に終わり、始めの熱意がだんだんと失われていった。
- 竜頭蛇尾の結婚式だった。オープニングは豪華だったが、パーティーの終盤には参加者の多くが帰ってしまった。
- 新しいプロジェクトは竜頭蛇尾で、スタート時のエネルギーを最後まで保てなかった。
「竜頭蛇尾」を意味する英語は?
- Started strong, finished weak – 強く始まり、弱く終わる。
- A strong start but a poor finish – 強いスタートだが、貧弱なフィニッシュ。
- Fizzles out – 徐々に勢いが失われる。
- Goes out with a whimper – 小さく終わる。
- Taper off – 徐々に弱まる。
最後に
この記事では、『竜頭蛇尾』の意味、対義語・類義語・例文・英語表現をまとめてご紹介しました。
「竜頭蛇尾」は、始まりが強くても持続性が重要であることを教えてくれる表現です。
何事も終わりまで全力を尽くすことの大切さを思い出させてくれます。
このことわざを心に留めて、どんなプロジェクトも最後まで高いクオリティを保つよう努めましょう。
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