「受動」とは、
- 自ら積極的に行動するのではなく、外部からの作用や影響を受け入れる状態や態度
を意味する言葉です。
この「受動」の反対側にはどのような言葉が存在するのでしょうか?
この記事では、「受動」の意味からその対義語、類義語、関連することわざや英語表現までを探ります。
この記事で分かること
- 『受動』の対義語・類義語・ことわざ・英語表現をまとめてご紹介します。
目次
「受動」ってどういう意味?
「受動」とは、自ら積極的に行動するのではなく、外部からの作用や影響を受け入れる状態や態度を指します。
言語学では、主語が行為の対象となる文の構造を指し、広義では、能動的にではなく、環境や他者によって動かされることを意味します。
「受動」の対義語一覧
- 能動 – 自ら行動を起こし、積極的に事柄に関わる態度。
- 主導 – 自分で方針や計画を決定し、行動を指揮すること。
- 自発 – 自ら進んで行動を起こすこと。
- 積極 – 何事にも前向きに、積極的に取り組むこと。
- 攻撃 – 積極的に相手に対して行う行為。
- 主動 – 主に事を進めること。
- 独立 – 他者の支配や影響を受けず、自分で判断・行動すること。
- 支配 – 他者や環境を自分の意志でコントロールすること。
- 行動 – 自らの意志で動くこと。
- 主体 – 事柄の中心となって活動すること。
「受動」の類義語一覧
- 受容 – 他者からの意見や状況を受け入れること。
- 従属 – 他のものに依存している状態。
- 従来 – 他者の指示や状況に従うこと。
- 被動 – 自分からは行動せず、外からの作用を受けること。
- 待機 – 積極的には行動せず、機会を待つこと。
- 従順 – 周りの指示に従いやすい性質。
- 受け身 – 事が自分に及ぶのをただ受け入れること。
- 忍耐 – 辛いことや苦しいことに耐えること。
- 許容 – 特定の行動や状態を許すこと。
- 甘受 – 不利益をも受け入れること。
「受動」を意味することわざは?
- 「流れに身を任せる」 – 状況や他者の意志に従い、自分からは積極的に行動しないこと。
- 「木に竹を接ぐ」 – 不自然な組み合わせや、無理やり他者の意志に合わせること。
- 「水の流れと人の行く道は曲がりくねる」 – 人生や事象が外部の影響を受けて変わる様子。
- 「波に乗る」 – 時流や状況に乗じて行動するが、自分で波を起こすわけではないこと。
- 「風向きを見る」 – 環境や状況を見極めてから行動を決める様子。
「受動」を意味する英語は?
- Passive – 自分から行動を起こさず、他者や環境の影響を受けること。
- Submissive – 他者の意志や権威に従うこと。
- Receptive – 新しいアイデアや提案を受け入れる態度。
- Responsive – 外部からの刺激や影響に対して反応すること。
- Compliant – 規則や要求に従うこと。
最後に
この記事では『受動』の対義語・類義語・ことわざ・英語表現をまとめて紹介しました。
「受動」は、人間関係や社会の中で、自分と外界との関わり方を考える際に重要な概念です。
対義語や類義語、ことわざや英語表現を通じて、「受動」の多面性を理解することは、自己の行動様式や対人関係を深く見つめ直す機会を提供します。
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