食事を始める前に感謝の気持ちを表す「いただきます!」は、日本特有の文化かもしれませんが、世界各国にも食事に対する感謝や祝福の言葉が存在します。
食べ物への感謝を示すだけでなく、共に食卓を囲む人たちとの絆を深めるための言葉を、この記事では紹介します。
この記事で分かること
- 世界の『いただきます』を一挙紹介します
目次
世界各国の「いただきます!」
日本語:「いただきます」 (イタダキマス)
食事を始める前に食べ物への感謝を示す日本独特の表現です。
中国語:「開飯」 (kāifàn) (カイファン)
食事を始める際に用いられる言葉で、直訳すると「食事を開始する」という意味です。
韓国語:「잘 먹겠습니다」 (jal meokgetseumnida) (ジャル モッケッスムニダ)
食事に感謝を表し、おいしくいただくという意を込めて使われます。
英語:「Let’s eat」 / 「Bon appétit」 (レッツ イート / ボン アペティ)
食事を始める際に用いられ、フランス語由来の「Bon appétit」は「おいしくどうぞ」という意味です。
フランス語:「Bon appétit」 (ボン アペティ)
直訳すると「良い食欲を」という意味で、食事を始める前に使われる一般的なフレーズです。
ドイツ語:「Guten Appetit」 (グーテン アペティット)
「良い食欲を」という意味の言葉で、食事を始める前に言います。
スペイン語:「Buen provecho」 (ブエン プロベチョ)
食事を楽しむことを祈る表現で、「召し上がれ」と同じようなニュアンスです。
スワヒリ語:「Karibu chakula」 (カリブ チャクラ)
「食事にようこそ」という意味で、食事を始める前の挨拶として使われます。
アフリカーンス語:「Smakelijk eten」 (スマケリック エテン)
オランダ語起源のこの表現は「おいしい食事を」という意味です。
アラビア語:「بالهناء والشفاء」 (bālhanā’ wa ash-shifā’) (バルハナー ウァ アッシファー)
「健康と癒しをもたらす食事を」という意味の言葉で、食事を始める際に用いられます。
ヘブライ語:「בתיאבון」 (beteavon) (ベテアヴォン)
「良い食欲を」という意味で、食事を始める前に言う言葉です。
ポルトガル語:「Bom apetite」 (ボン アペティチ)
「良い食欲を」という意味で、食事を始める際に用いられる表現です。
マオリ語:「Kai hauora」 (カイ ハウオラ)
健康的な食事を意味するマオリ語で、食事を楽しむことを願って使われます。
最後に
食事への感謝と食べる喜びを共有する「いただきます!」は、世界中で様々な形で表現されています。
これらの言葉は、食文化だけでなく、その国の人々の心をも映し出しています。
食事の際にこれらの表現を使ってみることで、食べる行為がより一層豊かな体験になることでしょう。
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