【ことわざ】「船頭多くして船山に登る」の意味は?対義語・類義語・例文・英語表現をまとめてご紹介

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「船頭多くして船山に登る」とは、

  • 多くの人が意見を出し合うと、結局は物事がうまく進まないことを表すことわざ

を意味する日本の表現です。

この表現は、指導者や責任者が多くなることで、かえって意思決定が難しくなり、効率が悪くなる状況を示唆しています。

この記事では、「船頭多くして船山に登る」の意味、対義語、類義語、使用した例文、英語表現まで詳しく深掘りして紹介します。

この記事で分かること
  • 『船頭多くして船山に登る』の意味、対義語・類義語・例文・英語表現をまとめてご紹介します。
目次

「船頭多くして船山に登る」ってどういう意味?

「船頭多くして船山に登る」とは、多くの人が指導的な立場に立つと、物事が混乱し、目的を達成できなくなることを意味します。

例えば、プロジェクトチームにおいて、意見が多すぎて決定に至らない状況で使われます。

「船頭多くして船山に登る」の反対の意味をもつ言葉は?

  1. 一貫した指導 – 明確なリーダーシップのもとで物事が進むこと。
  2. 統一された意見 – 全員が同じ方向を向いている状態。
  3. 明確な指導者 – 一人のリーダーが全体を指導すること。
  4. 効果的な協力 – 各自が役割を果たし、調和すること。
  5. スムーズな進行 – 混乱なく物事が進むこと。

「船頭多くして船山に登る」と似た意味をもつ言葉は?

  1. 多勢に無勢 – 多くの意見があっても、統一感がない状態。
  2. 意見が食い違う – 各自の意見が異なり、まとまらないこと。
  3. 指導が分散する – 責任者が多くなり、混乱すること。
  4. 合意形成が難しい – 意見がまとまらず、決定できないこと。
  5. リーダーシップの欠如 – 明確な指導者がいない状態。

「船頭多くして船山に登る」を使った例文は?

  1. チーム内で意見が多すぎて、結局「船頭多くして船山に登る」状態になってしまった。
  2. プロジェクトの進行が遅れているのは、「船頭多くして船山に登る」からだと感じる。
  3. 皆が自由に意見を言うことは良いが、あまりにも多いと「船頭多くして船山に登る」ことになる。
  4. 議論が続くばかりで、決定ができないのは「船頭多くして船山に登る」からだ。
  5. リーダーが不在だと、どうしても「船頭多くして船山に登る」ことが多くなる。

「船頭多くして船山に登る」を意味する英語は?

  1. Too many cooks spoil the broth – 多くの人が関与すると、結果が悪くなる。
  2. Many hands make light work – 多くの手が必要だが、意見が多すぎると混乱する。
  3. Too many chiefs and not enough Indians – 指導者が多く、実行者が少ない状態。
  4. When everyone is responsible, no one is responsible – 誰もが責任を持つと、結局誰も責任を持たなくなること。
  5. Herding cats – 意見がまとまらず、指導が難しいこと。

最後に

この記事では、『船頭多くして船山に登る』の意味、対義語・類義語・例文・英語表現をまとめてご紹介しました。

「船頭多くして船山に登る」は、多くの意見があってもまとまらず、物事がうまく進まないことを教えてくれる言葉です。

この教訓を参考に、指導や意見の集約が大切な場面で、効果的なコミュニケーションを心掛けてみましょう。

\次の言葉を探そう!/

この記事の執筆者
ワーグリ編集部

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